(2024.3.4)
令和6年2月25日(日)に宮澤賢治「銀河鉄道の夜」朗読ワークショップを新城文化会館小ホールで開催しました。
この公演では、「銀河鉄道の夜」を朗読のために演出し、観客とともに素敵な時間を過ごそうという催しました。
出演は、「しんしろ星の子合唱団」で、新城市めざせ明日のまちづくり補助金をいただいて、市内8か所でワークショップを行ってきた集大成の公演でした。
朗読とは、人が話す様子を観るのですが、朗読者が文字を見て、考え、言葉として発する、それが何とも聞いていて心地よいのです。
原作の作者の思いが朗読者の声になり、ストレートに自分の心に入ってくる。そんな体験をお楽しみいただけていたら幸いです。
ご来場いただいた皆様方、ありがとうございました。
(2023.8.22)
公益信託「大野良久(おおの らく)記念高齢者福祉基金」のもとに、「うたごえサロン」に20台の手元スピーカーを設置しました。
今回、このチャンスを頂き、テレビなどを高齢者用に聞きやすく変換すると評判の「ミライスピーカー」を試してみることにしました。
現在、うたごえサロンには、長机が12脚あり、そのうち最前列以外の10脚にスピーカーを2台ずつ20台置きます。
なぜ、20台も置くかというと、20台置けば、特別扱いでなくなるからです。これがノーマライゼーションの極意です。
会場のサロンラポールは、月曜は「糸かけ曼荼羅」、火・木曜がうたごえサロン、金曜は囲碁・将棋と日替わりで、机の配置が換わるので、配線や設置の入れ替えには工夫を要しました。
今まで、「うたごえサロン」は、一流の歌手とピアニストに演奏をお願いし、音響は、shureマイク、YAMAHA-STAGEPAS600BT(680W)で、高音質にこだわってきました。
ところが、難聴の高齢の方から、ピアノや音楽はわかるが、歌詞やお話しがわからないといわれてしまいました。
お客様に良い音を聞いてもらいたと思っていたことが、一人よがりであったと気が付き、誰でもいずれは難聴になった時にでも、美しい歌詞を口ずさめるようにするにはどうしたらよいかと考え、今回のミライスピーカーの導入を実現しました。
実際に聞いてみると、スピーカーのコーンが軽いのか、言葉の立ち上がりが早く、言葉の一つひとつの輪郭が明確で、歌詞がわかりやすと感じます。
その証拠に、お隣に座っていた方が、「いっしょに歌えるようになってよかった」との感想を口にされました。
配線ではステレオケーブルを20本分配し、15m~3mと様々で音が微妙にずれるので、ピアノの生音とラインを通ったボーカルとをうまく合わせるテクニックが必要なようです。
これから、うまく調整して、いつまでも歌を楽しみ健康で暮らせるサロンとしていきたいと思います。
(2024.2.21)
令和5年8月1日から令和6年2月20日にかけて開講してきた「DX対応パソコン活用講座」が終了しました。
中部圏地域創造ファンドのコロナ禍・原油高・物価高騰による生活困窮からの回復のため「DX対応のパソコン講座」を実施し、定員30名が2か月ほどで一杯になる盛況でした。デジタル社会が生み出した新たな社会的不利益としてパソコンスキルがあると感じました。
このNPO活動の目的は、デジタル障害者、つまり、デジタル化(DX化)によって生み出される、新たな社会的不利益(ハンディキャップ)を解消することでした。
不要な「スポットライト」、「スタートアップ」、「デスクトップ」を無くすだけでPCは軽くなります。また、やたらとOffice365に誘ってきたり、何々IDと紐づけさせようとしたり、PCには行儀の悪い者が群がっています。
この残念な状況に、PCを嫌うでなく、怖がるでなく、仲良くなってもらいたいと思って講義しました。
受講していただいた皆様方、ありがとうございました。
(2023.8.5)
新城市庭野児童クラブで、独立行政法人国立青少年教育振興機構「子どもゆめ基金」助成事業の「音楽セラピー体験教室」を行いました。
子どもゆめ基金の体験活動は、平成30年から6年目になりますが、参加者を集めるのに毎回苦労してきました。
そこで、今年は、夏休みに子ども達が過ごす児童クラブにこちらから押し掛けようと思い立ち、新城市役所のこども未来課に相談したところ、前例のないことながら、とても良いことだと理解していただき、今日の日が実現しました。
本事業は、子どもたちに様々な体験を通じて、未来への夢を育んでもらうことにあります。
そういう意味で、従来のイベント募集型では、来られる子どもに限定されていたように思います。今回のように不特定の子どもがいるところへ飛び込んでいけば、「初体験」が生まれ、やっているうちに子どもたちがみるみる変化するのがわかり、本来だなと思いました。
(2024.2.29)
今年度(令和5年度)、孤独・孤立対策のNPOモデル事業として「空家再生型メンズシェッド」を考案して実施しています。
その事業が全国の中でも注目され、光栄にも、自民党・孤独・孤立対策特命委員会より、公演依頼がありましたので、令和6年3月13日に上京してまいります。
孤独・孤立対策を地域づくりの視点で取り組んでいる知見に関心が寄せられたと伺いました。
各省庁、代議士に「しんしろドリーム荘」の名を知って頂けて、今後の展開が楽しみです。
市民社会づくりの現場から国へ提言して参ります。
また、令和6年2月29日、ハウジングアンドコミュニティ財団の「住まいとコミュニティづくり活動助成」の最終ヒアリングを豊橋アソシアホテルで受けました。
そこでは、「孤独・孤立対策推進法(令和5年5月31日成立 令和5年6月7日公布)」を受けたNPO活動である下記事業を行いたいと思っています。
ここで、ご紹介し、今後のご協力をお願いします。
「炭焼小屋メンズシェッドで男性高齢者を再生する事業」活動計画
NPO法人しんしろドリーム荘
▶事業愛称:新城メンズシェッド(SMS) ~新しい城(男の小屋)づくり~
▶地区の展開計画:新城市地域自治区10地区に各1か所程度のメンズシェッドを作って行く。
その第1号が本事業の「八名井メンズシェッド」です。
場所:愛知県新城市八名井地区(八名井行政区人口258人、87世帯)の中心部の炭焼小屋跡地
▶活動計画① 「炭焼小屋の再生計画」
▶活動計画② 「炭焼き職人の移住計画」
▶活動計画③ 「リユース・シェッド」
▶活動計画④ 「おもちゃの病院」
以上、男性高齢者のスローな暇つぶし活動を支えるものであるため厳密な工期はあえて設けません。
(2023.6.1)
「オンラインうたごえサロン」の会員を募集します。
<本店>
住所:〒441-1352
愛知県新城市豊栄439-2
TEL/FAX:(0536)23-6995
<活動拠点・サロンラポール>
住所:〒441-1361
愛知県新城市平井字若杉1-3
コーポテラ1F東
TEL:(0536)22-0802
FAX:(0536)28-0493
※R3.10.29からFAX番号が、
変わりました。
e-mail:info@dreamso.jp